NEWS2017.7.14
海外株式銘柄
配当収入が数百万あるような方々のお話を伺う機会が増えました。
その際に、よく海外証券の話になります。
海外株式銘柄については、もちろん日本の証券会社でも一部取引することができますが、すべての銘柄を取引できるわけではありません。
ここでは、海外の証券会社でしか取得できない、日本では取得できないような高配当銘柄を指しています。
当然、配当収入が高い方が高配当を求めていくと、その先にあるのは海外証券会社への口座開設ということになるのが多いようです。世界中の高配当銘柄を取得することがその理由のようです。
ここでひとつ問題が出てきます。
海外で証券口座を持つと、当然のように最初は個人で口座を持つことになります。
それをそのまま個人で投資に使ってしまうので、法人ではその口座を使用賃借することができなくなります。
つまり、その個人の方が法人化したい場合であっても、法人でその個人の海外証券口座を使える可能性が極めて低くなります。
それは当たり前ですが、個人で個人口座を使っていることが理由です。そこに法人が使える余地などありません。
実は、法人が事業で使う前提で個人口座を開設し、最初から法人が個人からその口座を使用賃借することは、投資法人においては特に珍しいお話しではないのです。
つまり、今後、海外株式銘柄をっ証券投資の軸と捉えていく方々は、
・最初から法人で使うために個人口座を開設するのか?
・それとも個人でその口座を使うのか?
この点は運用前に決めておいた方がよさそうです。