NEWS2017.4.24
STOCK法人の勝ちパターン
STOCK法人、具体的に得するイメージがわかないとのご相談も少なくありませんので、わかりやすいケースをご紹介します。
例えば、個人で800万円の株式譲渡所得があれば大体20%ほどの税金として1,600,000円程がキャッシュアウトされます。
そこで、ここでは下のような経費を使い、法人で800万円の利益が出るまで株式トレードします。
下の経費により法人では利益の大体を消すことができますので、上で予定されていた1,600,000円程のキャッシュアウト予定額から、法人維持コスト分の400,000円程を差し引いた残りの1,200,000円程が法人化により得するであろうキャッシュといえます。
法人維持コストは法人化におけるデメリットですが、節税額が法人維持コストを上回ることで、その瞬間からはメリットに転化することになります。
役員報酬 1,000,000円(所得税0・住民税0・あえて法人で低い等級で社保加入)
地代家賃 700,000円(法人契約)
車両費 300,000円
関連諸費 1,000,000円(交際費、旅費交通費、通信費等)
減価償却費 3,500,000円(主に車両に係るもの)
倒産防止共済1,500,000円(政府系保険商品)
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費用合計 8,000,000円 ≒ これが意味するのは、800万円ほどまでは利益を消せる経費があるということです。
→個人では8,000,000円×20%=1,600,000円を納税すべきところ、法人化により、法人維持コスト400,000円程のキャッシュアウトで済んだことになります。