CFDと信用取引
よく目にする「CFD」、何のことだろうか。
Contract for Difference *日本語訳ですと「差金決済取引」
CFDは金/原油/日経平均株価など様々な投資対象がある差金決済取引。
この投資先が各国為替通貨となるようならばそれはFXと呼ばれる。
信用取引となればどう違うのか。
まず、CFDと信用取引で似ている点
・レバレッジをかけれる
・ポジションで売り・買いを選べる
・差金決済取引である
次に、異なる点
・取引時間がCFDは24H、信用取引は平日の取引所取引時間
・CFDは相対取引、信用取引は取引所取引
・信用取引は取引所取引なので現物株式に移行できる
つまり、信用取引きは取引所で行われる取引であり、証券会社を相手に行われる取引ではないということ。取引所取引なので、「現引き」「現渡し」といわれる現物の引き取りや売却が行えるのもその特徴であり、あえて信用取引を行うことにより現物株式を有利な金額で取得される方も少なくない。
大事なこと。似ているけど、全く違うということ。
厳しい相場があり、決して簡単ではないことは両社変わらないものの、取引所取引の方が安心・公正、一方で相対取引はお互いのどちらかが必ず勝つか負けるかなので、それこそ時には理不尽に潰し合います。その分?レバレッジは信用取引よりかけれることは多いですけど。
ちなみに、法人税務の取扱いはどちらも同じ(売上・損失)です。